診療案内

常に最新・最良の治療を取り入れ、 将来的にも安定するキレイな歯並びを構築します。

 

 

幼稚園・小学生の矯正
上下の顎の骨のバランスを整え 成長にあわせた治療を行います

小学生までの子どもの時期は成長が旺盛なので、正しい位置に永久歯を誘導したり、成長にあわせた治療をするのに適しています。

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中学生・高校生の矯正
コンプレックスを取り除き 心の成長も健全にします

きちんと歯並びを治療しておくことで、将来に渡って虫歯や歯周病にかかりにくくなるだけでなく、見た目のコンプレックスを取り除くことで、心の成長も健全にします。

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大人の矯正
矯正は40代・50代からでも 遅くありません

大人の歯は子どもと比べて歯列矯正に時間がかかりますが、歯の移動原理は基本的に同じですので、大人になってから始めても綺麗な歯並びを獲得できます。

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治療例紹介

黒瀬矯正歯科で矯正治療を受けた、患者様の症例を紹介いたします。

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MOOテクニックについて

MOOとは元々はアメリカの矯正医であるノーマン・セトリン先生がCADテクニックとして取り入れた手法で、大臼歯の位置を元に戻してから矯正を行なう手法です。
写真は治療前(写真1、2)、後(写真3、4)ですが、不正咬合の歯並びをよく観察すると一番初めに生えてくる6歳臼歯(第一大臼歯)が前方に来過ぎていたり、前や内側に倒れ込んでいることがほとんどで、それより前の歯も前方に倒れ込ませてしまいます。(写真1、2)

写真1
写真1
写真2
写真2

矯正医は、従来ではこの状態を元に戻す方法がなく、やむなく手前の小臼歯を抜歯してスペースを作り、矯正を行なっていました。
MOOテクニックでは奥歯中心の診断を行い、大臼歯を元の位置に戻してスペースを作って前歯のガタガタを取り除いたり、出っ歯を後ろに引っ込めたりすることを可能にしています。(写真3、4)

写真3
写真3
写真4
写真4

この手法をとることにより、結果的に高確率での非抜歯での矯正治療を可能にしています。
また、大臼歯を正しい位置に戻してやることによって噛む力をきちんと歯並び全体で受け止めること可能にし、治療後の歯並びの長期にわたる安定を達成させています。歯並びは口の内部や外部の筋肉の力のバランスにより位置や形が決まります。MOOテクニックでは装置による筋肉の力のバランスの再教育も同時に行なって歯並びを再設計し、長期にわたる安定性に貢献させています。
院長は非抜歯での矯正を学ぶために2002年にセトリン先生の弟子にあたるアメリカのフロリダにあるグリーンフィールド先生の診療所に赴き、実際に教えを乞いました。

院長は日本非抜歯矯正研究会マスターメンバーとして活動し、毎年学会に症例報告をすると同時に口演も行なっています。

マスターメンバーとはカテゴリー分けされた治療結果6症例を以上を提出し、症例審査に合格したメンバーです。

また、院長はMOOテクニックに基づき、開院以来2000名以上の患者さんの治療に携わっています。

※全てのケースで非抜歯治療が可能なわけではありません。どうしても抜歯を行なって矯正しなければならない場合があります。その場合はよくご相談の上治療方針を決定します。

治療のタイミング

重要なチェックポイントは6~7歳頃です。 永久歯と乳歯が混在している状態で顎が狭く広げなければならない場合など、この時期にスタートします。この治療のみで終了できる場合があります。 全ての永久歯の矯正を行う場合は、10~11歳頃から始めるのが良いでしょう。自身の成長を利用できるため、治療が比較的短期間で終ります。 受け口や開咬(上下の前歯が開いたままで噛み合わない)の場合は3~4歳での早期治療が必要です。

歯並びの状態は、成長に応じて大きく分けて乳歯列期、混合歯列前期 (6歳~9歳頃)、混合歯列後期(9歳~11歳頃)、永久歯列期に分類されます。

乳歯列期、混合歯列前期

乳歯列期、混合歯列前期とはすべての歯が乳歯もしくは多くの乳歯と少数の永久歯が混在している時期です。 この時期に矯正治療を開始しなければならないことがあります。 たとえば、現状が将来的に骨格の成長や歯の入れ替わりに影響を及ぼす可能のある場合です。

この時期の治療を第一期治療といいます。 この治療は歯に対するアプローチよりも骨格に対するアプローチに比重が置かれます。 成長や歯の入れ替わりに影響のある因子を取り除いた後は経過観察期間に入ります。 混合歯列期の後期(9歳~11歳頃)に再診断を行い、その時点ですべての永久歯に対する矯正が必要であると判断した場合に第二期治療に入ります。

※ 3-4歳の乳歯列期であっても、受け口や開咬(上下の前歯があいたまま塞がらない)等の症状の場合は出来るだけ早い時期に治療を開始する必要があります。 上記以外の場合、最初のチェックポイントとなる年齢は7歳頃になります。 何かおかしいかなと思われたら早めに相談される方がよいでしょう。

混合歯列後期

混合歯列後期とは多くの永久歯と少数の乳歯が混在している時期です。 身体の発育が一番旺盛な時期であり、矯正治療開始時期としてはベストなタイミングとなります。 骨も柔らかく、成長が利用できるので比較的治療期間が短く、非抜歯で治る可能性は100%近くになります。また最終的な歯並びの状態も良いものになります。 通常、9歳~11歳頃がこの時期にあたります。

永久歯列期

永久歯列期とはすべての歯が永久歯である時期です。 永久歯列期に入ってからでも10歳代から20歳代前半の方であれば100%近くの方が非抜歯での矯正治療は可能です。 しかし、20歳代後半以降の方は骨も硬くなり始め、特に歯槽骨(歯の生えている部分の骨)の量が減ってきておられる方は制約が多くなり、非抜歯での治療が困難になることがあります。ケースにもよりますのでご相談ください。

治療費について

 

当院の治療費は総額制です。

治療費は総額制ですので、毎回の診療時の処置料、治療途中に撮影するレントゲンの費用等も一切必要ありません。  装置を壊されたり、紛失されたりする事が無い限り余分な費用はかかりません。
初回ご相談 無料
検査診断料

レントゲン等の検査費用33,000円+診断料22,000円=合計55,000円(税込み)

治療費のお支払い方法は最長2年までの分割払い(金利なし)等各種対応しております。 来院時にご相談ください。
※掲載されている治療費は予告なく変更することがあります。

お子様の治療費

早期治療

300,000円(税込み330,000円)

インビザラインファーストの場合は上記の金額に100,000〜150,000円(税込み 110,000〜165,000円)が必要です。

二期治療(永久歯の治療へ移行した場合)

差額分として450,000円〜550,000円(税込み 495,000円~605,000円)

早期治療が終了しても引き続き永久歯列期の治療(二期治療)が必要な場合は永久歯列期の治療費からの差額分のみのお支払いとなります。

ムーシールド

ムーシールドでの治療

110,000円(税込み 121,000円)

上記の金額は成長が完了するまで(およそ18歳)までのレントゲン撮影や経過観察料を含んだものです。

永久歯の治療費

永久歯の治療

750,000円~850,000円 (税込み 825,000円~935,000円)

インビザラインでの治療には上記の金額に100,000〜180,000円(税込み 110,000〜198,000円)が必要です。

MTM(小規模矯正治療)の場合 150,000〜400,000円(税込み 165,000円〜440,000円)

治療費の総額はお口の中の状態によって異なります。

治療費は検査の結果と同時に上記の範囲で総額でお知らせします。

お支払い方法について

一括払い
クレジットカードでのお支払い、または当院指定の銀行口座へお振込みください。
クレジットカード
以下のカードがご利用いただけます。 VISA、マスターカード
分割払い

早期矯正は12回まで、本格矯正は24回の分割払いが可能です。金利手数料はかかりません。

ご希望の際は受付までお申し出ください。 

デンタルローン

最長120回のデンタルローンが利用可能です。金利手数料がかかります。(要審査)

医療費控除について

矯正料金は医療費控除の対象となります。 医療費の申告をすると税金の一部が戻ってきます。これは医療費控除という制度で、あなた又はあなたと生計を一つにする配偶者その他の親族の医療費を10万円以上支払った場合には、医療費控除が適用され、税金が還付又は軽減されます。

医療費控除の対象となるもの
・矯正料金(精密検査料・抜歯料金も含む) ・通院費(電車・バスの利用)
手続き方法
毎年2月16日から3月15日までに確定申告をしますが、給与所得者の場合は、「給与所得者用の還付申告書(税務署で入手)」で還付の手続きをします。還付申告の場合は2月15日以前でもよいことになっています。また、3月15日を過ぎても受け付けてくれます。還付申告の仕方は簡単で、誰にでもでき、郵送でも受け付けてくれます。所得税の還付金は、銀行口座に振り込まれます。また、郵便局で受け取ることもできます。 
必要な書類
給与所得者の場合 : 給与所得者用の還付申告書・源泉徴収票・医療費等の領収書 給与所得者以外の場合 : 所得税の確定申告書の医療費控除欄に記入して申告

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

 

  1.  最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~12 週間で慣れることが多いです。
  2.  歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3.  装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4.  治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5.  歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。
  6.  ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7.  ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8.  治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9.  治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10.  様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11.  歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12.  矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13.  装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14.  装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15.  装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  16.  あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17.  治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18.  矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

 

日本矯正歯科学会HPより抜粋